まるで象のような皮膚…捨てられた小型犬。殺処分問題の実態とは

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みなさんは「犬の殺処分問題」をご存知ですか?
環境庁の調査によると、日本では年間4,059頭もの犬が殺処分されています。
さらに、そのうち約19%は生まれたばかりの子犬です。
こうして私たちが生活している間にも、毎日10頭以上の犬が殺処分で命を落としているのです。

虐待、遺棄、多頭飼育崩壊…殺処分につながるさまざまな問題

どうして殺処分は無くならないのでしょうか。放浪していた犬が捕獲されるだけでなく、虐待や遺棄をされた犬も少なくありません。
また、飼い主に問題意識がないケースもあります。無秩序にペットが増え、飼い主が適切に飼育できる数を超えた結果、破綻する「多頭飼育崩壊」が近年問題になっています。
収容施設に来る犬には外でさまよっていた犬が多いため、8割以上がフィラリアに感染しています。寄生虫や皮膚病にかかっている犬も多く、毛の状態もボロボロという事が多いのです。

象のような肌…さまよう一匹の犬との出会い

1匹の犬「すだち」も、そんな悲惨な環境で生まれ育った犬でした。
すだちは放浪している所を動物指導センターで捕獲されました。

捕獲された時、すだちは体のあちこちの毛が抜け落ちてフケだらけ、さらに皮膚は象の肌のようになっていました。
これは「疥癬(かいせん)」というヒゼンダニの感染症です。
かゆみがとても強く、掻くことでさらに皮膚の状態が悪化していく、犬にとっても非常に辛い病気です。すだちの象のような肌から、かなりの期間かゆみに耐えてきたのだろうと思われました。

さらに、何度も出産の経験があるのでしょうか。すだちの乳首はすべて垂れ下がっていました
悪質なブリーダーが産ませるだけ産ませて、その後遺棄したのではないかと思われました。実はもう1匹、同じ犬種の犬が捕獲されていたのですが、その子は間もなく力尽きて死んでしまったそうです。

ガリガリのひどい状態でさまよっていたすだち。
そんなすだちと出会い保護したのは、キドックスというNPO団体でした。

「犬と人が幸せに暮らせる社会」を目指す
認定NPO法人キドックスの挑戦

すだちのような犬を救うための「ドッグ・プログラム」という活動があります。
ドッグ・プログラムとは認定NPO法人キドックスが行う、保護した犬に専門のトレーニング・ケアをほどこし、優しい里親を見つけて譲渡するところまで行う総合プログラムです。
すだちのように放浪していた犬は健康状態が悪いことが多く、ただトレーニングをするのではなく、治療やメンタルケアと並行していく必要があります。

認定NPO」とは、都道府県などから活動内容が認められたNPOのこと。NPOのうち、日本でたった2%しかありません。認定NPOであるキドックスへ寄付をすると「寄付した人」は税制優遇(税額控除)を受けることができる」のです。

最悪の健康状態…ボロボロのすだちに寄り添った「ドッグ・プログラム」

すだちのケアが始まりました。象の皮膚「疥癬(かいせん)」に加え、すだちは心臓病、子宮蓄膿症のような病気も発見されました。さらに、歯の状態も悪くほとんどを抜歯…最悪の健康状態でした。

そんなすだちでしたが、人が触れようとすると明るく人懐っこく甘える様子を見せてくれたのです。
トレーナーは驚きました。これまでに悲惨な経験をしてきたにも関わらず、すだちは人間への好意を持ち続けていました

獣医との綿密な治療計画のもと、こまめな薬浴とシャンプーを続けていきました。やがて、すだちの体重は増え、肌には少しずつ毛が生えていきました。

元気になったすだちは今、優しい里親に引き取られ、幸せに暮らしています。

すだちには心臓病や皮膚のケアなどいくつもの持病があるため、そのフォローが必要になります。ですが持ち前の人懐っこさと明るさで、愛されながら暮らしています。
同時期に亡くなってしまった同じ犬種のワンちゃんの分まで、幸せになって欲しいと強く思います。

キドックスは設立以来、こうしたワンちゃんの保護活動を続けています。

たったの30秒。無料でできる支援に参加しよう!

「犬の殺処分」は、私たちにとって身近に感じられない問題かもしれません。ですが、現実で起きている問題なのですペットは飼い主を選べません生まれてすぐに殺処分により命を落としてしまう犬もいるのです。

キドックスはそんな犬たちの命を救いながら『犬と人が共に幸せになれる社会』の実現のために活動しています。これまでに84頭を保護し、70頭が優しい里親さんのもとへ譲渡されています。(2023年1月現在)

キドックスはそんな犬たちの命を救いながら『犬と人が共に幸せになれる社会』の実現のために活動しています。この活動を支えるために、多くの人々が1日約30円で始められる『キドックス ファミリー会員』として支援に参加しています。

たったの30秒!無料でできる支援に参加しよう!

今なら30秒で終わるアンケートに答えていただくだけで、10円の支援金をキドックスに届けることができます

支援にかかる費用はサポーター企業が負担します。
あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!
※サポーター企業の株式会社ハートネーションは、社会課題に向き合うNPOの支援を行う企業です
 
「殺処分される犬を助けたい」
「1匹でも多くの命を救いたい」
「虐待が起きる根本的な原因を防ぎたい」
 
少しでもこのように思った方は、「殺処分をなくし、人と犬が幸せに暮らせる社会」を実現するために、アンケートに答えて支援に参加してみませんか?

あなたの約30秒で救われる命があります。

里親になった方々からの声

犬と人とが支え合って再出発を目指す場

とても素敵な取り組みだと思い、是非ともこの施設からワンちゃんを迎えたい!とルリの里親として立候補させていただきました。伺った際はいつも温かく迎えてくださりありがとうございます。家庭での暮らしに向けて頑張って教えていただいたであろう様々なことが今の生活にとても活きています。
キドックスさんからルリを迎えることができて本当に良かったです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。応援しております!
ひとりひとりの人間、一頭一頭の犬を尊重する姿勢

社会活動が主であるのに、利用者(里親希望者・カフェのお客様)に対するホスピタリティが素晴らしく、その点からみても団体の理念が伝わってきました。
活動自体も意義深い事ですが、ひとりひとりの人間、一頭一頭の犬を尊重する姿勢に、いつも感服しております。
それぞれが半径100メートルの範囲に理想を届ける事で社会全体が良くなると言われますが、キドックスはそれを実践し続けているように感じます。
経済ファーストの社会が閉塞感に包まれている今、社会を緩やかに変える小さな起爆剤となっていただけますよう、今後も応援を続けたいと存じま す。
たくさんの愛情

キドックスさんの仕組みは非常に調和がとれていて、とてもあたたかい印象です。
つらい経験をした保護犬が少なくないなかで、カフェで出会う時にはどの子も人間と同じ空間を共有できるようになっています。それは、カフェにデビューするまでの間にたくさんの愛情を注いでもらい、お互いにとって適切なコミュニケーションの方法を根気強く教えてもらったためだろうと思います。
そんなキドックスさんは、カフェに訪れた客にも居心地の良い場を提供してくれます。初めて行ったときから、まるで小さいと きから通っていた場所であるかのような感じがしました。大きな家族の一員になったつもりで、これからもお世話になろうと思います。ホームカミングデーがとても楽しみです。
ひとりひとりの人間、一頭一頭の犬を尊重する姿勢

社会活動が主であるのに、利用者(里親希望者・カフェのお客様)に対するホスピタリティが素晴らしく、その点からみても団体の理念が伝わってきました。
活動自体も意義深い事ですが、ひとりひとりの人間、一頭一頭の犬を尊重する姿勢に、いつも感服しております。
それぞれが半径100メートルの範囲に理想を届ける事で社会全体が良くなると言われますが、キドックスはそれを実践し続けているように感じます。
経済ファーストの社会が閉塞感に包まれている今、社会を緩やかに変える小さな起爆剤となっていただけますよう、今後も応援を続けたいと存じま す。
かんたん3問! たったの30秒! 
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